日曜日だって素敵よ!

collabonet_project2009-03-01

『店内はただいま、エンターテイメントブックフェア開催中。映画、演劇、芸能などなど。よろしくお願いいたします。』
古楽房


トロイアの木馬状態の日曜日のうすだです、こんにちわ。
INに、韻に、陰に。

はい。昼過ぎ、社長について近所へ宅買いに。少量でしたが、百科事典など重ための本など。社長に『査定よろしく』と言われ、考えながら本を縛っていく。社長に査定額を伝え、実際に社長が本を見てお客様にお値段を伝える。成立。なるほど、などと胸のうちで呟く。いくらか私の方が査定は低かった。店頭の買取と違い、なんだか少し妙な気分だ。人の生活の隙間に入り込むような、覗いてしまったような、照れみたいな、申し訳ないような、いやこれはわたしの性格のせいなんですけどね。ここでこの人は生活をしているんだ、と当たり前のことを実感してその衝撃みたいなのが小さくもしっかり波打って。こう書くと、『やだ、あの人、いやらしい人ね。』ってなるのかもしれませんが、それでもいいですけど(お店的にはよくないですが)そういうことではなくて。基本は商売ですから、ドライな感じですが、でもなんかドライになりきらない、温みが抜けないんですよね。(もちろん店頭と変わらない気持ちで査定しています)いや、わたしが最近涙もろいからかな。そうだ、そういうことにしよう。そういうことです。ドカーン!

お昼を買いにお店の外に出たらちょうどいつもこけしを買ってくれるおじさま。いつも自転車で通るときにこけしが入っていないか走りながら覗いてくれているらしい。なので、『こけしはいりましたよ』『えっ!見えなかったよ?』『あそこです』『まああーあ』といそいそと店内へ。なので、こけしさん完売です。
確かなことはわかりませんが、秋山慶一郎、佐藤丑蔵、鎌田文市、は確認。文市さんのこけしが好みでした。いま、なにされてるのかしらん。

夕方、西部古書会館へ。催事の荷物を縛りに。今日は10台。腕が震えている。嘘です。催事のアルバイトの方とふたりで作業。6台弱ほど縛ってお仕舞い。お店に帰って来て、一息ついて閉店作業。体を使う一日でした。

映画の本も売れて出しています。三月はどうでしょう。

さようなら

うすだ