懐かしいきいたことのないこえ

collabonet_project2009-02-13


いつもの通りに開店をするも、今日の作業分の荷物がない。昨日出来なかったことも、すぐ終わってしまう。細部に目をやり、頭をつかってみる。で、とりあえず早めのご飯にします。

お米は荻原魚雷さん、めんたいこはコクテイルのおふたりからの頂きもの。蟲バックの中で立派な角がヘニャっとなってしまった奥のおにぎり。美味しい。

こんな具合ではじまりました、今日のいちにち。どうなるのかしらん。

おにぎりを食べ終えた頃、社長が作業用の荷物などを持ってきてくれる。最近は忙しそうで、あまり会っていない。

夕方からお天気が怪しくなり、風も出てきてしまったので外の様子を伺いながら作業。夕方に風が強いとあまりよくない。均一に雨風は厳しい。今日は店番をひとりで。なので、雨がいつ来てもいいようにある程度階段の下に逃がしておく。通りをゆく人も足早に過ぎてゆく。

閉店までもう少し、というところでほんのりと雨が。ひとりということもあり、閉店作業を少しはやめにはじめる。それまでにいらしてくれたお客さんも数人。新刊書店にいたときもそうだったけれど、雨が降れば売り上げは落ちる。本は膨れる。高い本は売れにくい。そうじゃなくたって面倒に感じることは多々ある。こういう日にはネットが売れたりするのかしらん。
お客さんの数自体は全然なかったけれど、ひとりのお客様で何冊も買っていってくださり、閑古鳥の出番はなかった。均一の名著系が10冊ほどまとめて売れる。

ほろ酔いの中年のお客さまがひとり。均一の品もをカウンターへ。そのまま店内をぐるり。何冊かお求め頂き、清算を済ませて一言。『南口の酒場で呑んでたんだけど、この通りにいい古本屋ができたって聞いたからきたよ。』と。なんだか高円寺らしいな、などと思ったりするわたしでした。また、お待ちしてます。

買取させていただいた本もちょこちょこ売れています。
今日は古本海ねこさんからわたしにお電話が。うれしく、ありがたい話。と同時に、わたしでいいのかしらん、とも思ったり。
皆さん、ありがとうございます。
明日は土曜日、11時からです。

さようなら

うすだ