トンネルぬけて

collabonet_project2009-02-12

開店早々、先日こけしをまとめてお買い上げくださったおじいさんがいらしてくれた。『まだかい?』『すみません。まだです。』おじいさんはにこにこしたまま店内へ。最後のふたつのこけしをお求めに。完売。全員いなくなってしまった。次のこけしさんたちが待ち遠しい。

今日はパッとしない一日。でも、こういう日もある。ので、明日以降の準備に勤しむ。均一補充、本の整理、帳場内の不要な本を縛ってまとめて、忙しいときには出来ないこと、目がいきにくいところを思い出しながら進めてゆく。おかげで、整理したかった本は全部終わり、数日前からやらなくてはと思っていることがだいたい終わった。均一のワゴンもこの2日で全部入れ替えました。そうそう、文庫ですが、均一の全体のバランス的に少し少ない気がしているので、開閉店の作業に負担がかからない程度で棚を増やそうか思案中。

明日は天気が崩れるとか。トンネルぬけて、それはまだ先かな。


人通り少ない今日の商店街。この黒いトンネルの向こうが宇宙。

今日は開店作業をしていたら、男女の若いグループの方たちが。カメラをさげていたので最近疑問に思っていたことを聞いた。『ここら辺に写真の学校があるのですか?』との問いに『いいえ、僕たちは武蔵野美大のものです』と。『そうですか。カメラを持ったおわかめの方たちがよく通るのもので、気になっていまして。』と、お伝えすると、『僕たちはただのお散歩クラブです』とのことだった。お散歩クラブ。いいですね。わたしもひとりでクラブつくろうかしら。

桃色のハンカチクラブ、とか。

閉店。お疲れ様でした。

さようなら。

うすだ