≪栗田ひづる独り語り≫終了いたしました!




≪栗田ひづる独り語り≫『そういうわけで語ります 〜そこは古本屋さんの片すみ〜』、たくさんのご来場誠にありがとうございました。当日は2回の公演が行われましたが、1回目の方では20名を超えるお客様、全体でも40名弱のお客様がいらしてくださり大変な賑わいとなりました。会場のスペース的にもこのぐらいの人数でちょうどよいかな、と思ったりと勉強になりました。

『独り語り』がはじまると店内の空調を止めて静かな空間の中でお聞きいただいたのですが、もしかしたら軽い酸欠状態だったかもしれません。それぐらいの熱気が『語り』には溢れていました。沈黙にひとつ息を吸い込み発した次の言葉は空気を一変させ、静かなのですが、躍動感があり、ぐいぐいとひきこまれました。不思議。




本は普段『読む』わけですが、それは眼で追う行為であり視覚として認識をすることなのだと思います。今回はその視覚として見ているものを『聞く』行為。その中にはたくさんの発見がありました。個人的には、韻や拍(ビート)が印象的で同じ言葉を踏んでいく、というよりも違う言葉でもタイミングや強弱でビートが生まれリズムを創り、そこに逆に韻を踏むことが効果的なのだな、と思いました。単純に韻を踏むだけでは素晴らしいグルーヴは生まれないのですね。それが小説の中にもあるのだな、ということに気が付き驚きました。






『「演劇」でも「朗読」でもなく、「語り」なんです。』、と打ち上げの席で演出の金沢さんと栗田さんが話していたことが印象的です。

重ね重ね、ご来場頂きまして誠にありがとうございました。 そして今回出演してくださった栗田ひづるさん、演出の金澤眞さん、並びにご協力いただいた関係者皆様誠にありがとうございました。

それではまた

さようなら

うすだ

古楽房企画イベント●
栗田ひづる独り語り
『そういうわけで語ります 〜そこは古本屋さんの片すみ〜』

〜声優・ナレーター栗田ひづるのわがままな単独語りライブ。「だって語りたいんだもん」の精神で、名作をエゴイスティックにお届けします。古本屋さんの片隅でこっそりと…♪〜

○演目
・『冷水シャワーを浴びる方法』筒井康隆作 新潮社「エロチック街道」より
・『ベロ出しチョンマ』斎藤隆介作 角川書店「ベロ出しチョンマ」より
・詩 奥田春美作 思潮社『カメレオンの時間』より
・『骨』星 新一作 新潮社「さまざまな迷路」より
○日時
7月11日(土)
※当日は公演が2回行われます。ご都合のよろしい時間をどうぞ。開場はそれぞれ開演30分前です。
1回目13時〜 / 2回目18時〜  
○会場
古楽房 http://d.hatena.ne.jp/collabonet_project/
杉並区高円寺北2−34−6 千代田マンション高円寺北101
JR高円寺駅徒歩5分
○チケット代
¥2,000 ワンドリンク付 予約制
○ご予約・お問い合わせ
電話 03-5356-9661 
e-mail collabonet@project.name
(件名に『栗田ひづる独り語り予約』と記載の上、氏名と電話番号(携帯電話のある方はそちらを)に参加希望の回、人数をの記入をお願いします。
※恐れ入りますが未就学児童をお連れのお客様は出口付近の席にお願いする場合がございます。御了承くださいませ。
なお、小学生以上より一名の扱いとさせていただきます。ご家族でご参加の予定などの場合は、御予約の際に記載漏れなきようお気をつけくださいませ。よろしくお願いいたします。)

主催 古楽房
構成 演出 金澤眞 栗田ひづる
協力 (株)シグマセブン 小野塚力 景山聖子 松川伸子