こけしと猫

collabonet_project2009-02-07


昨日は、岡崎さん、ハルミンさん、魚雷さんが来店されたあとから、一日をひっくり返すような売り上げの伸び。よく来てくださるお客様たちもいらしてくださり、最終的に2月的な目標額を達成。そして今日も。皆様、ありがとうございます。
ハルミンさんに『日記見てます!』と言っていただいて、わあってなり『わたしも買物見ています!』となんだか変なことを言ってしまった気がする。でも、嬉しかったです。魚雷さんからも嬉しいことを言っていただき、仕事後のコクテイル、楽しかった。
今日の好調の一部は西武古書会館で、杉並書友会が開かれていたのでそのおかげかもしれない。即売会でお見かけしたことがある方などもちらほら。今日やっと、即売会からのお客様がこちらまで来てくれている実感が出てきた。均一がよく売れる。今、店頭の世界の名著(中央公論社)が密かに人気だ。昔は1000円でも売れた、と言われたものの今では100円でも売れないと言われている。新刊書店でこれらが売られていた頃は、なかなか流行っていたようで、お客様からこれを引き取るときに、『これはお金にならないと思いますから、引き取ってください。今は読まれないんですね。』『でも、よく出来ていると思うんですけどねえ。』と。昔の写真で居間の後ろに立派な綺麗な本たちが見える。そういう写真は微笑ましいのだけれど。引き取らせていただいた分は、すこしほこりなどを被りくたびれていたのでせっせと磨いて出しみていた。開店当初から、この手を好んで買ってくださるお客様が数人いたので気にしていたもの。今日10冊ほど売れる。これも今日、はじめて実感を持てた。しかし、今日は即売会以外のお客様も結構いらしてくれていた印象があり、夕方ぐらいまでは外も中も賑やかなに過ぎてゆく。店内の雑誌も順調で、開店してすぐに季刊銀花10冊程度がまとめて売れた。以前いらしてくれた女性のおばさま。前回の来店時、荷物になるからと数冊だけ買って、残りは諦めていかれた。しかし今日は違った。『やっぱり買っておかなくちゃいけない気がして。これ、面白いのよ』と。そして、今日はわりと文芸雑誌(ほぼ100円)が売れる。そのほか、TITLEや装苑なども、ときどき売れてゆく。買ってゆかれるのはやはり学生さんらしき方たち。新刊書店でバックナンバーを買うのは高い、と思う。特に雑誌は。当時、売っていてそう思っていた。でも、雑誌にもよさがあり、未知の知遇を得るきっかけになる。ひとつでも記事が気になればそこから広がる世界は冒険で満ちてる、はず。ので、安く出来るものは安くしています。どうぞいらしてください。


世界の名著たち。なんだか勇ましいですね。

今日、こけしさんたち並べました。個人的に好みなおさんかたです。真ん中のこけしさんは写真撮影後間もなくお嫁に行きました。
お店でお待ちしております。

さようなら


うすだ