棚に本をならべる

お客様はひとりもいらっしゃっておりませんが、開店しております。

入れ替え用の雑誌を棚に並べております。手が痛い。

さらに痛いことに。雑誌が棚からスルスルと落ちてきた。薄い冊子ゆえの、彼にとっては致し方ないことである。もちろんわたしは彼(正確には彼ら)を受け止めた。受け止めた先にまた雑誌たちはいて、思いのほか高めに積まれていた彼らの頭上に垂直に肘を打ちつける。予想よりも遥かに速い衝撃と、垂直の、重力という力に僅かなアレンジを加えたその力に思わず声を上げた。

肘が痛い。

とりあえず雑誌並べ終りました。でも、明日も雨のようですね。困った、困った。どんな雑誌があるかばどは、ひとまず思い出せるのだけ。太陽、東京人、CASABRUTS、へるめす、ミュージックマガジン、芸術新潮、olive(復刊後)、キネマ旬報、gap、fashionnewsなどなど。詳しくは明日。１００円からあります。基本的には、大体３００円以下の予定。もともと雑誌は高くありませんが、それでもお得なものや、ああこんなのあったな、というのが見つかればと思います。今日は雨ですし、肘も痛いですからこれで。

雨降りしきる夜に、今日もいらしてくれたお客様がふたり。お店は開けておかなければなりませんね。ありがとうございます。

さようなら
うすだ