しーくれっと

昨日の夜、仕事を終えてから中野へ。元・豆惚舎、ワセダの山本さんと会う。トリスバー・ブリックへ。トリハイ1杯200円。『美味しいですねえ』としみじみしながらすこすこ呑む。本当にブリックのトリハイは美味しい。一緒にわたしの家に行き、朝方まで呑む。
顔が熱くて目を覚ます。時計を見ると12時。窓を開けたら陽射しが飛び込んできた。ぼやっとしながら山本さんと家を出る。最近こちらでも買える場所がふえた六曜社の珈琲豆も忘れず渡す。
目白へ。今日はアルバイトはお休みをいただき、上がり屋敷会館でシークレットワメトーク「takeoff Book ! Book! Sendai」に。今回は完全招待制。その手伝いを。初めてくる。会館は昔ながらの公民館のようで、畳に座布団がとても合い、誰かのおばあちゃんちに来たような懐かしい場所だ。蒸すような暑さの中、いぐさの香りを嗅ぎたくて畳に顔をすりつける。気持ちがいい。
3時からトーク開始。火星の庭・前野さん、ジュンク堂書店仙台ロフト店の佐藤純子さん、南陀楼綾繁さんをゲストに古書現世向井さんが司会進行。トークの内容は後日、書肆紅屋さん(id:beniya)がレポートするようなのでそちらを。丁寧に進められてゆき、興味深い楽しい2時間でした。ホント。
その後打ち上げ会場へ。ちいさな、ひとの海が出現。賑やか過ぎるぐらいにぎにぎ。荻原魚雷さん、書肆紅屋さんと退屈男さんでテーブルを囲む。紅谷さんとお話するのははじめてなので挨拶。u-senさんが隣の席だったので先日ブログにあげていた本の縛りの話を。本を縛りたくてうずうずしているらしい。退屈男さんとたくさんのことを話したな。カルーアとジンを混ぜたお酒がこれ以上ない不味さで、その不味さを共有するためにまわりのひとに『呑んでみて!呑んでみて!!』とすすめている退屈さんがなんだか可笑しくて可愛らしかった。
ジュンク堂書店仙台ロフト店の佐藤純子さんとお話しする機会があり、打ち上げ会場近くで見つけたものの写真を見せる。記念にします、と言ってくださった。

海ねこさん夫妻もいらしていて、元気そうな姿を見てほっとする。旦那さまも気さくな方で素敵。
ハルミンさんの装いが涼しげで、よくお似合いだった。水玉、可愛い。
2次会へ。中華料理の「蘭蘭」。ここがわめぞ発祥の地。ほあー、などと妙な感慨にふけっていたけれど火星の庭の前野さんが瀬戸さんの頭をおしぼりでひっぱたいたのを見てはっとする。鮮やかにおしぼりが瀬戸さんの頭を捕えていた。なにかを美しく感じる。それにしてもここは料理の美味しいこと。
さらに3次会へ。(今日の飲み開始は6時)もう電車も動いていない時間。結局ここにも3時くらいまでいたのかしら。隣に座っていた武藤さんの眼鏡をこっそりかけていたのだけれど、なんだか外す気になれずしばしかける。
始発まですこし時間のあるわたしとワセダの山本さんに武藤さん、向井さん、u-senさんが付き合ってくださる。途中、u-senさんが帰宅。武藤さんについて行き、漱石の墓を見に雑司ヶ谷霊園へ。木々の隙間を縫って見える空が淡く滲んでいて、そこに月ぽっかりとぶら下がっていた。深夜の徘徊は楽しい。
目白駅に行き、4人でお茶をマクドナルド。あれこれ話して、帰宅。
自宅に着いたのは7時頃だった。
武藤さん、向井さん、お付き合いしてくれてありがとうございました。

池袋にて

それでは

さようなら

うすだ

予告編!